過去の文化助成実績 令和2年度

令和2年度文化関係助成実績

有識者による選考委員会での選考を経て、下記のとおり助成を実施しました。

1.修復事業助成

(1)助成対象:3件

番号 氏名 対象となる美術品等
1 山梨県立博物館 『甲府道祖伸祭幕絵 太閤記 佐久間盛政羽柴秀吉を狙ふ』修理事業
2 公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団 『福田平八郎作 「雲」 修復事業』
3 宗教法人 総持寺(和歌山県立博物館) 『十王図』修理修復事業

(2)助成金額(総額)

1,798万円

2.調査・研究事業助成

(1)助成対象:9件

番号 氏名 所属 対象となる調査・研究
1 佐々木 あきつ 福岡市博物館学芸員(文化学芸職) 『江戸・京都・福岡に活動した狩野 昌運-江戸時代御用絵師の中央と地方ー』
2 菅原 真弓 大阪市立大学 文学部・大学院文学研究科 教授 『上方浮世絵における名所絵の研究』
3 荏開津 通彦 山口県立美術館 普及課長 『近世初期狩野派における雪舟画風の受容についての調査・研究』
4 中野 朋子 大阪歴史博物館 学芸課 主任学芸員 『「陶業時報」のデジタルアーカイブによる近代陶磁器に関する研究』
5 王 紫沁 総合研究大学院大学 文化科学科国際日本研究専攻 博士後期課程1年 『江戸後期における長崎南画家と来泊清人との交流』
6 三橋 由吾 早稲田大学大学院 文学研究科 美術史学コース 博士後期課程 『平安時代の彫刻における装身具の研究』
7 波瀬山 祥子 大阪大学大学院 文学研究科 博士後期課程 『曾我蕭白作品の画題表現と文藝 -播磨地方における俳諧との関わりに注目して-』
8 古谷 美也子 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 博士後期課程 『近世後期やまと絵論再構築のための基礎的研究 -伝統的画題の展開について』
9 太田 梨紗子 神戸大学大学院 人文学研究科 博士後期課程2年 『伊藤若冲「乘興舟」における異国憧憬と染色技法の借用について』

(2)助成金額(総額)

608万円

3.出版事業助成

(1)助成対象:5件

番号 氏名 所属 対象となる出版物
1 三船 温尚 富山大学 学術研究部 芸術文化学系 教授 『江戸大仏』
2 長村 祥知 京都府京都文化博物館 学芸員 『龍光院旧蔵 承久記絵巻』
3 根立 研介 京都大学大学院 文学研究科 教授 『日本中世肖像彫刻史論』
4 伊東 史郎 和歌山県立博物館 館長 『神像彫刻重要資料集成 東日本編』
5 森田 貴之 南山大学 人文学部 日本文化学科 准教授 『奈良絵本「太平記」の世界』

(2)助成金額(総額)

1,300万円

ページトップへ