一円相画賛

一円相画賛

一円相画賛 (いちえんそうがさん)

仙厓
江戸時代
紙本墨画・墨書
26.0×42.0cm

丸い円を描くことは円満な悟りの境地の表明であるとして、古来より禅僧の間で好んで描かれてきました。しかし、「これを茶菓子だと思って食べよ」という賛文からは、大切な円相図をいとも簡単に捨て去ってしまうおうとする仙厓の態度を読み取ることができます。禅においては常により高い悟りの境地を求め続けるべきであり、画賛の完成は、さらに深い悟りの追求へのスタートでもあるのです。本図は、禅僧・仙厓の真摯な求道精神を示しています。

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