継色紙

継色紙

重要文化財

継色紙 (つぎしきし)

伝 小野道風
平安時代 10世紀
彩箋墨書
13.1×25.6cm

『万葉集』『古今和歌集』等の古歌を集めた未詳私撰集の写本断簡です。料紙は、白または染紙が使用されています。もとは粘葉装の冊子本でした。方形の料紙2枚を継いで書写したように見えるため、「継色紙」の名称があります。『古今和歌集』の原初的な歌集『続万葉集』の抄出本と見る説もあり、この内容と散らし書きの力強い趣きから、10世紀の書写と見る説が有力です。本作品は『古今和歌集』巻第六所載歌。作者名や詞書を記さず、和歌のみが端正な字形と直線的な連綿を見せながら、見事な散らし書きにされています。

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