2015年8月27日
このたび出光美術館では、1995年から続けてきたムンク作品の展示を、きたる10月4日(日)をもって終了させていただくこととなりました。
この展示は、当館で1993年に開催した「ムンク展 ザ・フリーズ・オブ・ライフ――愛と死」を機に、知られざるムンク晩年の画業をご紹介する目的のもとスタートしました。 展覧会に際してご協力いただいたノルウェー・オスロ市立ムンク美術館のご厚意によって、それまで日本では目にすることの少なかった1900年代の作品を中心に、毎年3点、のべ60作品の展示が実現しました。日本にいながら「いつでもムンクに会える美術館」として、20年にわたりご覧いただいた貴重な作品の数々は、多くの皆さまにお楽しみいただけたことと思います。
開催中の「日本の美・発見Ⅹ 躍動と回帰――桃山の美術」展会期途中での終了となります。お見逃しのないよう、この機会にぜひご来館ください。
これまでの展示作品
2014-2015
- クラーゲルーの庭
- 1909年
- 犬小屋にて
- 1913〜15年
- 子供たちとアヒル
- 1906年
2013-2014
- カールヨハン通り
- 1889年
- リヴィエラにて
- 1892年
- 夏の夕暮れの官能
- 1891年
2012-2013
- 白いブラウスを着たインゲル
- 1891年
- ヴェランダにて
- 1892年
- 秋
- 1897〜98年
2011-2012
- 殺人
- 1906年
- オースゴールストランの赤い岩
- 1904年
- 葬儀
- 1904年
2010-2011
- 嫉妬
- 1933〜35年
- 海辺の二人
- 1933〜35年
- 浜辺の出会い
- 1933〜35年
2009-2010
- 頬杖をついた自画像
- 1911年
- 波
- 1916年
- 大きな犬と小さな犬
- 1913年
2008-2009
- 楡林の秋 II
- 1920年
- 庭のリンゴ樹
- 1932〜42年
- ケシの花と女
- 1918〜19年
2007-2008
- 寄り添って
- 1905年
- ポケットに手を入れた自画像
- 1923年
- 結婚式の席で II
- 1925年
2006-2007
- 肘掛けイスの側の裸婦 I
- 1919年
- ソファーに寄りかかる裸婦
- 1924年
- うずくまって横たわる裸婦
- 1917年
2005-2006
- ロルフ・ステネルセンの肖像
- 1925年あるいは1926年
- シャルロッテ・コルデーの肖像
- 1930年
- 栗の木の下で
- 1937年
2004-2005
- 屋外にて
- 1891年
- ニースの海岸で
- 1892年
- サン・クルーのセーヌ川のほとり
- 1890年
2003-2004
- 最初の一杯
- 1906〜07年
- モデルのいる自画像-寄り添って
- 1905年
- ドイツの風景-テューリンゲン地方のエルゲルスブルグ
- 1906年
2002-2003
- 精神病院にて
- 1897〜99年
- 遺伝 I
- 1897〜99年
- ルーレット
- 1892年
2001-2002
- 病める子
- 1922年
- 波
- 1921年
- 争い、あるいはファウストの分離
- 1932〜33年
2000-2001
- クラーゲルーの冬
- 1912年
- クラーゲルーの春
- 1911〜19年
- 岩場の春支度
- 1910〜11年
1999-2000
- 汽車の煙
- 1900年
- 静けき雪
- 1900年
- オースゴールストランの4人の少女達
- 1903年
1998-1999
- 夏の公園(リンデ・フリーズ)
- 1904年
- 庭の少女たち(リンデ・フリーズ)
- 1904年
- 果物をつむ少女たち(リンデ・フリーズ)
- 1904年
1997-1998
- 黄色い丸太
- 1911〜12年
- 樵
- 1913年
- 船の解体
- 1912年頃
1996-1997
- ヴァルネムンデの風景
- 1904年
- チューリンゲルワルドから
- 1905年
- 雪解け、エルゲルスブルグ
- 1906年
1995-1996
- ヴェランダにて I
- 1922〜24年
- 星月夜、エーケリー
- 1923〜24年
- 冬の夜、エーケリー
- 1924〜26年