南蛮屏風 (なんばんびょうぶ)
桃山時代 17世紀
六曲一双
紙本金地着色
各151.4×325.8cm
南蛮屏風は、異国の珍奇な物品を携えて来航する南蛮船と西洋人の姿を描きます。16世紀末から京都や畿内を中心に流行し、鎖国後も制作されました。本作品は、左隻に日本の港に到着する南蛮船と積荷の陸揚げの情景をとらえます。右隻には、上陸したカピタンの行列と出迎える宣教師たちをあらわし、上部には教会堂を置いています。筆者は不明ですが、鮮やかな色彩と細部にわたる入念な描写に見どころがある1点です。
桃山時代 17世紀
六曲一双
紙本金地着色
各151.4×325.8cm
南蛮屏風は、異国の珍奇な物品を携えて来航する南蛮船と西洋人の姿を描きます。16世紀末から京都や畿内を中心に流行し、鎖国後も制作されました。本作品は、左隻に日本の港に到着する南蛮船と積荷の陸揚げの情景をとらえます。右隻には、上陸したカピタンの行列と出迎える宣教師たちをあらわし、上部には教会堂を置いています。筆者は不明ですが、鮮やかな色彩と細部にわたる入念な描写に見どころがある1点です。