2026年9月3日
講座名
和様の書と仮名の美
概要
日本の書道文化は、奈良時代に始まり、いまに至ります。ご承知のとおり中国では、すでに4世紀ごろ、漢字のさまざまな「書体」や筆法が完成していたとされます。これらの書法が、わが国へ請来され、手本とされたのは、およそ8世紀ごろの事と考えられています。ここからさらに200年ほどの時を経て、わが国の書表現は、独自の成熟を遂げました。いわば日本人好みの表現が、平安時代中頃にようやく完成を見たのでした。この様子をとらえて、概説書では「和様の完成」といいます。柔らかな筆づかいが生む多彩な線の表情、しなやかな曲線が織りなす文字の姿、いずれも私たちの眼には、穏やかで上品な印象を与える特徴となっています。本講座では、こうした書きぶりの特徴について注目。部分アップの画像をじっくりと観察する中、一点一画の表情まで「書き手の目線」で、丁寧に読み解いてみます。そして、この具体的な分析の先に、11世紀中頃に完成した「仮名(かな)」表現発生の秘密があることを再確認してみたいと思います。
講師
笠嶋忠幸 | 出光美術館 上席学芸員
専門は日本絵画および書跡。主な担当展に「文字の力・書のチカラⅢ 書の流儀」(2016年)、「書の流儀Ⅱ—美の継承と創意」(2017年)、「人麿影供900年 歌仙と古筆」(2018年)など
日時
2026年9月25日(金)
午前10時30分~正午(開場 午前10時)
会場
蚕糸会館 6階
東京都千代田区有楽町1-9-4
※当館が所在していたビルの2区画日比谷寄りにあるビルです
受講料
2,000円(税込)
定員
40名(先着順)
※定員になり次第締め切らせていただきます
申込期間・申込方法
9月4日(金)午前10時 ~ 9月24日(木)正午
※ご好評につき定員に達しましたので、受付を終了しました
※お取り扱いはオンラインのみです。お電話ではお受けしておりません
※1申込につき1名まで。お手続きは受講料のお支払いまでを含みます
※お支払方法はクレジットカードとd払いからお選びいただけます
※座席の指定はありません
※お申し込み後のキャンセルはできませんので予めご了承ください
お問い合わせ
ハローダイヤル 050-5541-8600