2025年7月3日
講座名
長谷川等伯―伝統と革新の水墨
概要
長谷川等伯(1539―1610)は、日本美術史上特筆すべき画家のひとりとして、現在に至るまで高名を博しています。日本人の感性に深く染み渡る筆墨の美は、能登より上洛し、時の画壇を席巻した狩野派と鋭く対立したドラマチックな人生とも呼応し、その革新性・独自性が広く注目されます。一方で等伯は、室町将軍が築き上げた美術コレクションに対する深い理解と尊崇を抱き、それを自身の画業に活かした画家でもありました。
等伯は、伝統からなにを摂取したのでしょうか? そしてその伝統は、等伯の中でどのように変容し、独自の画境へと発展したのでしょうか? この講座では、出光コレクションの等伯作品を主に取り上げ、等伯の中の「伝統」と「革新」の実相を探っていきます。
講師
田中伝(出光美術館主任学芸員)
専門は東アジアの美術史。主な担当展に「水墨の風―長谷川等伯と雪舟」(2017年)「名勝八景―憧れの山水」(2019年)など。
日時
2025年7月25日(金)
午前10時30分~正午(開場 午前10時)
会場
蚕糸会館 6階
東京都千代田区有楽町1-9-4
※当館が所在していたビルの2区画日比谷寄りにあるビルです
受講料
2,000円(税込)
定員
40名(先着順)
※定員になり次第締め切らせていただきます
申込期間・申込方法
7月4日(金)午前10時 ~ 7月24日(木)正午
※ご好評につき定員に達したため締め切りました
※お取り扱いはオンラインのみです。お電話ではお受けしておりません
※1申込につき1名まで。お手続きは受講料のお支払いまでを含みます
※お支払方法はクレジットカードとd払いからお選びいただけます
※座席の指定はありません
※お申し込み後のキャンセルはできませんので予めご了承ください
お問い合わせ
ハローダイヤル 050-5541-8600
